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今回は、埼玉県鶴ヶ島市で築40年の空き家の実家を片付けた体験談をお伝えします。
鶴ヶ島市は、都内へのアクセスが良いことから新しい住宅が増え続けるエリアとして注目されています。
その一方で、親の家を相続後、片付けが進まず空き家状態が続く住宅も少なくありません。
また、周囲に新築住宅が次々と建設されると「誰も住まない実家がをどうしたらいいのか?」悩む方も多いのが現状です。
今回ご相談いただいた方も、そうした空き家と片付けに関する悩みを抱えていました。
相続した実家は長年手入れがされず、庭には雑草が生い茂り、家の中には両親が残した大量の家財と不用品が、そのまま置かれていました。
「空き家になっている実家を近所の方に迷惑をかけたくない」という想いと、「どこから片付けて良いか分からない」という不安が重なり、なかなか片付けに踏み出せない状況だったそうです。
空き家の片付けをご依頼頂いたのは、川越市にお住まいの50代の長女の方でした。
実家までは車で30分ほどの距離。「近いから、いつでも行ける」と思っていたことが、結果的には片付けを後回しにする理由になってしまったようです。
現地に見積りで訪れた際に「いつかやればいい」と思う日が続き、気づけば2年以上が経過してしまったと伺いました。
実家には、ご両親が大切にされていた家族写真や書籍、衣類などが、つい先ほどまで生活していたようにたくさん残されていました。
それらを目にするたびに、「どれを残すべきか」「思い出を手放していいのか」と迷われたそうです。このような心の葛藤は、多くの方が抱える実家の片付けの悩みです。
そこには「実家じまい」をする難しさがあって、片付けができないまま空き家に結びつくことが多いと業者として実感してます。
そして、築40年以上が経過した建物は、外壁の汚れや屋根の傷みが目立つ状態でした。
お客様も「ご近所に迷惑をかけていないか心配で…」と言われ、片付けの必要性を感じてました。
ただ、片付けにかかる手間や量を考えると、一人で対応するのはとても難しく、そのまま時間が経ってしまったとのことです。
現場でそうしたお話を伺いながら、お客様のご要望をと悩みを整理し、現場の状況に適した片付け方をご提案しました。
ご相談いただいたお客様は、相続後、実家をどのように活用するかを長い間悩まれていましたが、最終的に私たちに空き家整理を依頼された経緯と伺ったお話をご紹介します。
当初は、実家の相続後に売却、賃貸、リフォーム、解体といった選択肢をそれぞれ検討されていましたが、初めて経験する事なので、なかなか決めることができなかったそうです。
例えば、売却を検討した際には、「築40年以上経った建物をそのまま売るのは難しいのではないか」と感じられたとのこと。建物の老朽化が目立つため、買い手を見つけるには値下げが必要だと思い、ためらわれたそうです。
また、賃貸で人に貸す案についても検討はしたものの、修繕費用や賃貸の手間を考えると「難しい」と思ったそうです。
さらに、解体して更地にすることも一度は考えたものの、「一度壊してしまうと二度と戻らない」と思うと、両親の思い出が詰まった家を取り壊すことに強い抵抗を感じられたそうです。
こうして中で時間が経過し、「まずは実家を片付けることから始めたい」と決められました。家財整理をした後に、最終的には売却する方針でいると現地で伺いました。
私たち業者は、空き家の片付け作業を進める中で、近隣住民の方々からお声をかけられることは珍しいことではありません。
今回の現場でも、作業を行っている最中に、前に住んでいる方から話しかけられました。
いつも感じるのは、ご近所の方は空き家の状態を日々の生活のなかで、気にしていることです。
現場の向かいにお住まいの30代の女性から声をかけられたのは、作業を開始して数時間後のことでした。
その方は、3歳くらいの小さなお子さんを連れていて、空き家の状況についてとても気にされているご様子でした。
「この家、どうなるんですか?」と尋ねられ、私たちは現在行っている片付け作業を簡潔に説明しました。
簡潔に説明した理由は「お客様の守秘義務がある」一方で、ご近所への対応もあるので「差しさわりがない範囲」で、作業内容の情報を伝えることが多いからです。
お話を伺うと、その方は鶴ヶ島市に2年前に引っ越してきたばかりとのことでした。
引っ越してきた当初から空き家の存在には気づいていたそうですが、特に気になっていたのは、家に設置された古いテレビアンテナでした。
台風など風が強い日には、アンテナが風で揺れ、大きな音を立てることが頻繁にあったそうです。
「あの音がするたびに、いつかアンテナが倒れてしまうのではないかと心配でした。特に、うちには小さい子供がいるので、万が一のことを考えると本当に怖かったんです」と伝えられました。
さらに、「こちらの持ち主の方は、この家に来る予定はあるのでしょうか?」と尋ねられる場面がありました。おそらく、この家が今後どのように扱われるのかを知りたいお気持ちだったのだと思います。
空き家が長期間放置されると、ご近所の方にとっては、防犯や安全面での不安が大きくなるので、持ち主の方が家をどうするのか、具体的な方針や見解を知りたいと考える方が多いのだと、現場で改めて感じました。
以上、ここまでが鶴ヶ島市で実際にあった現場と近隣の方から声をかけられたケースです。
それでは、次に空き家を片付ける際に私たち業者が行っている流れについて解説します。
1. お問い合わせ | 実家じまい等、まずはお気軽にご相談ください。 |
2. 現地調査と見積もり | 専門スタッフが現地を調査し、最適な作業内容と料金をご提案いたします。 |
3. 作業内容の確認 | ご納得いただければ、作業内容の確認と契約を行います。 |
4. 作業開始 | 事前に打ち合わせした内容に基づいて作業を進めます。 |
5. 完了報告 | 作業終了後、お客様にご確認いただきます。 |
※ なお、見積もりの際に特別なご準備は必要ありません。普段の生活の中で生じた物も含め、仕分け・分別は私たち業者が責任を持って行いますので、ゴミ屋敷のように床に物が置かれた状態でも問題ありません。
ただし、空き家で電気が止まっている場合には、事前に通電の確認・復旧をしていただけると助かります。
室内が明るくなり、物の量や状態が確認しやすくなりますので、より正確なお見積もりが可能です。
親の実家を業者に依頼して片付け処分するのに、料金はどの位かかるのか?
今までよくご連絡を頂きました。
実家じまい 空き家の片付けと遺品整理の一般的な相場については、
間取り | 料金(税別) |
---|---|
2DK | 140,000円~ |
3LDK | 240,000円~ |
ですが、お住いの状況(戸建て、集合住宅)と家具や残存物の回収量によって料金に違いがでます。
費用の詳細につきましては、以下のページで詳しくご説明していますので、ぜひご覧ください。
実家・空き家の片付け費用相場こちら
今回の鶴ヶ島市での空き家整理の事例は、相続した実家の片付けで多くの方が抱える問題の1つです。そして、意外にも空き家を所有していた方が、直ぐ近くの川越市にお住まいだったことです。
現場では、築40年以上が経過した住宅の老朽化が進む中で、家財整理や不用品処分が手つかずのまま空き家状態が続き、近隣住民にも不安や影響を与えている状況が見られました。
お客様も、売却、賃貸、リフォーム、解体といった選択肢の中で迷っている中で、結果的に実家じまいが先延ばしになっていました。
ただ、空き家はご近所にも大きな影響を及ぼします。今回の現場では、近隣住民の方から「屋根のテレビアンテナが台風で揺れる音が気になる」といった切実な声が寄せられ、老朽化した建物が引き起こす具体的な不安が浮き彫りになりました。
そのため、空き家の片付けは、こうした周囲の問題を解消し、地域の安心感を取り戻すためにも大切な一歩です。
私たちは、空き家整理を通じてお客様の悩みを共有しながら、問題を解決するお手伝いをしています。空き家整理を計画的に進めることで、家財を整理し、売却や活用の準備が整います。
丁寧で迅速な対応を心がけています。
「親の実家をどうするべきか」と迷われている方は、作業実績豊富な当社にお気軽にご相談ください。今まで現場で培ったプロとしての経験を活かし、最適な方法とプランをご提供いたします。
清掃・ハウスクリーニングについても、ご要望やご不明な点があればお気軽にお問合せください。
048-471-0840
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