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以前の運営者コラムで、高度経済成長に育った子供世代とは違って、親世代は「モノを大切にしなさいと躾を受け育っています」とお伝えしました。
そのため、いざ実家の片付けを行う際に、部屋のなかには膨大な遺品があり、その多さに思わずうんざりしてしまったり、途方に暮れてしまう方も少なくありません。また、多くの方が『どれくらいの費用がかかるのか?』という点に不安を感じることもよくあります。
こちらでは、空き家となった親の家や実家の片付けにかかる費用の相場を解説し、信頼できる業者を選ぶ方法や、まとめの部分でよくある筒門についてもご説明します。しっかりとした計画を立て、安心して実家の片付けが進められるよう、お役立てください。
当店は、埼玉県さいたま市内に事務所を構えておりますが、今まで2150以上の実家のまるごと片づけや生前整理 空き家の遺品整理を行ってきました。
その中で最も多いご質問は、親の家を業者に依頼して片付け処分するのに、費用の目安はどれくらい?です。
多くの方が一度は引っ越しを経験しているかと思いますが、実家の片付けは引っ越しとは全く異なる特別な作業です。
そして、親の家となると、家財道具や日用品だけでなく、故人や家族の大切な思い出が詰まっているため、どのように整理を進めていいか戸惑う方も少なくありません。
さらに、実家の片づけを専門の業者に依頼する経験は、ほとんどの方にとって初めてのことなので、どのようなサービス内容が含まれるのか、また相場がどの程度なのかについて不安に感じる方も多いです。
以下では、親の家の片付けの解決策として、かかる具体的な費用の内訳をご紹介し、費用面での疑問や不安を少しでも解消できるようご案内いたします。
業者が現地で費用を計算する際の大きなポイントは、実家の片付ける量と積み込み時間、つまり人件費の計算に加え、不用品やリサイクル品の処分費用です。これらを基にした内訳が最終的な料金に大きく影響します。
たとえば、遺品整理を含めた実家の片付けでは、思い出の品や貴重品の選別、大量なゴミの分別作業が伴うので、通常の片付けよりも慎重かつ丁寧な対応が求められます。こうした作業は、結果的に作業時間が増えます。
また、空き家や実家の片づけの際には、間取りやお部屋の構造、さらには実家にあるモノの量などは各ご家庭によって異なります。そのため、ご依頼いただく作業内容によって費用も異なる理由をご理解ください。
それでは具体的な事例をご説明します。
駐車場所が確保できるかどうかは、作業の効率に大きく影響する重要なポイントです。例えば、ご自宅の前にトラックを駐車できれば、スタッフが回収した荷物を車に積み込む距離が短く、作業がスムーズに進みます。しかし、もし駐車場所が確保できず、一般道に駐車せざるを得ない場合、状況は異なります。
一般道に駐車する場合、周辺の交通に配慮する必要があり、トラックが他の車の通行を妨げる時には一時的にトラックを移動させることもあります。このように作業が何度も中断されることで、全体の作業時間が長くなり、その分、積み込みにかかる「人件費」も増加する可能性が出てきます。
そのため、できるだけ駐車スペースを確保しておくことが、費用を抑えるためにもおすすめです。
お部屋の階数も、作業のスムーズさや費用に影響する大切な要因です。たとえば、一戸建ての場合、1階であれば荷物の運び出しがスムーズに進みますが、2階や3階からの運び出しとなると、階段を使って大きな家具や粗大ゴミ、その他の物をまるごと運ぶため、作業に手間がかかります。
そのため、作業時間が延びてしまうことが多く、人件費が増える要因となります。
また、公団やマンションの場合は、何階にお部屋があるか、エレベーターが使えるかどうかが重要です。エレベーターがあれば荷物を効率よく運ぶことができますが、エレベーターがない建物では、スタッフが階段を使って荷物を一つひとつ運び出すことになり、時間と労力がさらに必要となります。
こうした状況では、通常よりも多くのスタッフが必要になり、相場よりも料金が高くなる場合もあります。
同じ間取りであっても、空き家や実家の片付けではそれぞれの家によって荷物の量が大きく異なるため、見積もりの金額も変動します。
特に、実家には長年にわたって大切に保管されてきた品物や思い出の品が多く含まれているので、それが処分量を増やす要因となります。
引っ越し業者との見積もりとの大きな違いは、この「処分料金」です。
引っ越しの場合は持ち運ぶ荷物量がメインのため比較的単純に計算できますが、実家の片付けでは廃棄やリサイクルの必要な量が増えることで料金に大きく影響します。
家具や家電の処分、時には「見つかっていない物があるので探して欲しい」など、お客様からの要望で時間をかけて作業を行うケースもあります。そのため、実家や空き家の片付けには、こうした要素が反映された見積もりが提示されることになります。それでは次に空き家や実家の片付けの費用の目安についてグラフで解説します。
一般的な費用の目安は、先ほどお伝えした現場の状況と片付ける量によっても異なりますが、実家じまい・空き家片付けの一般的な費用相場については、以下の通りです。
間取り | 料金相場 | 作業人数 | 作業時間 |
---|---|---|---|
1DK | 70,000円~120,000円 | 2~3名 | 3~6時間 |
2DK | 165,000円~265,000円 | 3~5名 | 6~12時間以上 |
3DK | 180,000円~300,000円 | 5~8名 | 2日~ |
※上記は集合住宅の費用の目安です。戸建ての方が収納スペースが多く、住んでいた方がモノを大切にして、実家の片づけができなかったなどの諸事情によっても違います。
実家の片付けや空き家の整理を依頼する際、業者選びは大切なポイントです。業者によって料金体系やサービス内容が異なるため、しっかりと確認し、納得した上で契約を結ぶことが大切です。
初めての業者依頼の場合、料金に含まれる内容や追加料金が発生する条件、そして作業後の清掃までがサービスに含まれているかなど、見落としがちな点も多くあります。
また、契約内容を細かく確認し、後からトラブルが発生しないようにすることも重要です。信頼できる業者を選ぶことで、安心して実家の片付けを進めることができ、よりスムーズな作業が期待できます。業者選びの際の注意点を押さえて、後悔のない業者選びを行いましょう。
空き家やゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する際は、次に紹介するチェックポイントを知っておいてください。まず、料金や利用プランの内容が明確か、追加料金の条件が示されているかを確認しましょう。
また、作業後の掃除が含まれているかどうかもポイントです。掃除が含まれていない場合は、別途清掃サービスを利用するかを検討する必要があります。さらに、業者の口コミ関連を参考に、信頼性や評判をチェックすると良いでしょう。
多くの利用者から高評価を受けている業者であれば、安心して依頼しやすく、後からのトラブルも解決しやすいでしょう。
費用や作業内容、そして追加料金の発生条件を契約前に明確に確認しておくことは、業者に依頼する上で最も重要なポイントです。
具体的にどの範囲まで作業が含まれているのか、また、追加で費用が発生する条件があるのかを契約書でしっかり確認しておきましょう。
例えば、特殊な清掃が必要になったり、予定外の不用品が増えたりした場合に追加料金が発生することもあります。こうした内容を契約時に理解しておくことで、思わぬトラブルを避け、安心して依頼することができます。
業者選びの際、相場を参考に各業者の料金を比較することも大切ですが、それだけではありません。実際に現場でどれほど丁寧に対応してくれるか、こちらの要望にどこまで寄り添ってくれるかも重要です。
業者を選ぶ際のコツとしては、料金の安さだけで決めず、対応の丁寧さや信頼性をしっかり確認することです。料金の安さだけで決めてしまうと、後々トラブルになることも少なくありませんので、注意が必要です。
実家の片付けには多くの思い出や大切な品々が含まれるため、作業スタッフが丁寧に対応してくれるかどうかも重要なポイントです。特に遺品整理や生前整理を含む場合、品物の扱いや言葉遣いなど、配慮が行き届いているかを事前に確認しておくと安心です。
電話での対応や見積もり時の説明で、スタッフの対応姿勢を見極めると良いでしょう。
片付けが終わった後、簡単な掃き掃除が含まれているかどうかも確認しておくと安心です。
特に空き家の片付けでは、長年たまった埃や汚れが残りやすいため、掃き掃除である程度整えるだけでなく、よりスッキリした状態に仕上げたいケースも多くあります。
また、業者によっては追加料金で本格的なハウスクリーニングを提供するところもあります。キッチンやバスルームのしっかりした清掃が可能か、そしてその際にかかる費用がどのくらいか、事前に参考にしておくと安心です。
こちらでは、お見積りの流れや、よくある質問とともに、知っておくと役立つ情報をご紹介します。
週末や祝日にかかわらず、料金は変わりません。ただし、土日や祝日は多くの方から作業依頼が集中するため、予約が取りづらくなることがあります。
そのため、週末や祝日に作業を希望される場合は、できるだけ早めにご相談いただくことをおすすめします。早期のご相談によって、ご希望の日程での対応がしやすくなります。
片付けが終わった後には、基本的な掃き掃除が含まれますが、より徹底した清掃や本格的なハウスクリーニングをご希望の場合は、別途料金が発生します。特にキッチンやバスルームは、汚れが蓄積しやすい場所のため、清掃の内容や範囲によって費用が変動します。費用の目安については、現地で清掃箇所の状況を確認した上で、お見積りをご提示いたします。
空き家の片付けを依頼する際、事前に電気を復旧していただけると見積もりがスムーズに進みます。電気が使えることで、照明をつけて細かい場所までしっかり確認できるためです。
また、実際の作業時には水道も使用するケースが多いため、あわせて水道の復旧もお願いいたします。特にキッチンや水回りの作業で水道を使用する場面があるため、電気と水道が使える状態にしていただけると助かります。
プロの業者に依頼することで、手間や時間を大幅に省き、片付けに伴う悩みを解決できます。
遠方に住んでいる場合でも、遺品や不用品の仕分けや分別、搬出、清掃まで一貫して任せられるため、初めての方でも安心して片付けを進められるのがメリットです。
会社によっては、解体工事等も引き続き依頼できるため、住まいをまるごと片付けたい方にもおすすめです。
はい、解体工事も承っております。実家の片付けが終わった後、庭木が伸びたり建物が老朽化していたりすることが多いため、解体工事のご依頼が増えています。
片付けから解体まで一貫してお任せいただけるので、個別に業者を手配する手間が省け、スムーズに作業が進みます。解体工事が必要な場合もお気軽にご相談ください。実家の片付けを終えた後の住宅解体工事
元ホテルマンで、自身も実家の整理を経験した店長が、遺族の方のご要望に沿って柔軟にサービスをご提供します。清掃やハウスクリーニングについても、どうぞお気軽にご相談ください。
埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネスプラザ5階
TEL 048-471-0840
年中無休 受付:平日8:00-19:00 土日祝日9:00-18:00 時間外無料 見積もりメール 24時間 可能 買取 古物商許可資格取得
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