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空き家を片付けずにそのまま放置しておくと、建物の劣化や防犯上の問題、さらには周辺環境への悪影響など、多くのリスクが発生します。
全国的にも空き家問題は深刻化しており、適切な管理が行われないままの空き家は、地域の安全や美観を損ねる原因となることがあります。
特に、防犯面では不法侵入や放火といった犯罪が発生しやすく、被害を未然に防ぐためには早めの対応が必要です。
また、税金負担の増加や資産価値の低下も見過ごせないデメリットです。こうした問題を回避し、土地の有効活用を図るためには、業者に依頼して解体工事を行うことが重要です。解体工事により、更地として再利用することで、税負担の軽減や資産価値の向上が期待できるため、早めの対策を考えることが求められます。
項目 | 空き家を放置する場合 | 解体工事を行う場合 |
---|---|---|
建物の状態 | 放置すると建物が急速に劣化し、修繕費用がかかる。 | 解体工事を行うことで、建物の劣化を防ぎ、更地にすることが可能。 |
防犯上のリスク | 不法侵入や放火など、犯罪リスクが高まる。 | 更地にすることで、犯罪リスクが大幅に軽減される。 |
近隣への影響 | 害虫や害獣の発生、外観の悪化が近隣住民に迷惑をかける。 | 解体工事を行うことで、近隣への悪影響を防ぐことができる。 |
税金の負担 | 固定資産税や都市計画税など、維持費用がかかり続ける。 | 解体後、更地にすることで税負担が軽減される可能性がある。 |
資産価値 | 空き家があることで土地の資産価値が下がる。 | 更地にすることで、資産価値が上がる可能性がある。 |
空き家の解体を検討する際、業者に依頼することで得られるメリットについて解説します。
メリット | 解体工事の利点 |
---|---|
1. 空き地としての活用が広がる | 更地にすることで新しい建物を建てたり、駐車場や家庭菜園など多用途に活用することができます。 |
2. 維持費・税負担の軽減 | 解体することで固定資産税の減額が期待できます。 |
3. 売却のしやすさ | 更地は建物付きの土地よりも売却しやすく、買い手が見つかる可能性が高まります。 |
4. 近隣への安心感 | 老朽化した建物を取り壊すことで、近隣住民の安全や環境に配慮した選択となります。 |
解体工事を依頼する際に、どのような点を考慮すべきか、信頼できる業者を選ぶためのチェックリストの一覧をご提供します。
確認すべきポイント | 解体工事業者を選ぶ際の注意点 |
---|---|
見積もり内容の確認 | 見積もりが詳細であるか、追加費用が発生しないかを確認します。 |
施工実績や口コミの確認 | 過去の施工実績や、実際の利用者の口コミを参考に信頼性を確認します。 |
許可証や資格の確認 | 業者が必要な許可証や資格を保有しているかを確認することが重要です。 |
解体後のアフターフォロー | 工事後の不備や問題に対して、業者がどのように対応するかを確認します。 |
こちらでは、解体工事の流れについてご説明します。最初に行う現地調査や見積もりから始まり、近隣への挨拶、足場の設置、建物の分別解体、重機を用いた解体作業が順次進められます。さらに、廃棄物の適切な処理を行い、最後に土地を整地して工事が完了します。
解体工事を始める前に、まず業者が現地を訪問し、建物の状態や周辺環境を詳しく調査します。この調査を基に、工事にかかる費用や期間を見積もり、依頼者に提示します。見積もり内容には、建物の解体費用だけでなく、廃棄物処理や必要な法的手続きの費用も含まれることが一般的です。
解体工事では騒音や振動などが発生するため、工事開始前に近隣住民への配慮が重要です。事前に業者が近隣住民へ挨拶を行い、工事の期間や内容を説明することで、トラブルを未然に防ぐことができます。特に、密集した住宅地では細心の注意が必要です。騒音や埃の影響を最小限に抑えるための具体的な対策も、あらかじめ住民に説明することが望まれます。
解体工事の際、建物の周囲に足場を組み、養生シートで覆う作業が行われます。これは工事中の粉塵や騒音を軽減し、周囲の方々への影響を最小限に抑えるための重要な工程です。特に、住宅密集地では養生作業の質が工事全体の安全性に直結します。
解体工事は、まず建物内部の分別解体から始まります。家具や電気設備、ガラス、金属など、リサイクル可能な資材や廃棄物を丁寧に分別し、それぞれ適切に処理します。この過程では、廃棄物処理の費用がかかるため、業者側がリサイクル可能な素材をきちんと分けることで、処分費用を削減することも可能です。
建物内部の分別解体が完了した後、重機を使用して建物全体を取り壊します。重機を使うことで、大きな建物でも効率よく解体が進み、工期を短縮することが可能です。この工程では、安全面に細心の注意が払われ、作業区域を限定して周囲への影響を最小限に抑えます。また、周辺の建物への振動や損傷が発生しないように慎重に作業が進められます。
解体作業で発生する廃棄物は、法令に基づいて厳密に分別され、適切な処理が行われます。廃棄物の種類には、木材、金属、コンクリートなどがあり、それぞれリサイクル可能なものは再利用されます。不法投棄を避けるためにも、信頼できる業者に依頼することが重要です。また、廃棄物の処理費用は解体費用に大きく影響するため、正確な見積もりが必要です。
解体が完了した後、工事現場を整地し、土地を平らな状態に整えます。整地が終わると、業者と依頼者が最終確認を行い、工事が適切に終了したかを確認します。この確認作業では、特に周辺環境への影響や地盤の状態に注意が払われます。問題がないことを確認した後、業者から完了報告があり、解体工事は終了となります。
当店では、空き家の片付けや遺品整理後に、住宅の解体工事もお受けしております。これは、以前から遺品整理をご利用いただいたお客様からのご要望により始まったサービスです。お客様ご自身で解体業者を探す手間を省き、スムーズに工事が進むよう行います。
特に、当店の空き家の片付けや遺品整理サービスをご利用いただいた方に限り、信頼性の高い解体工事をご提供しておりますので、ぜひご相談ください。
遺品整理の埼玉中央
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TEL 048-471-0840 年中無休 電話受付:平日8:00-20:00 土日祝日9:00-18:00 運営者公式ホームページはこちら
こんにちは、遺品整理実績2150件以上、遺品整理に関する書籍6冊、
東日本で一番初めに、遺品整理の店舗を開始した業界のトップランナー、「遺品整理の埼玉中央」 相続診断士/終活カウンセラーの内藤久です。今日は夏に発売された自身の本からご紹介します。
彩図社 内藤 久著
そこに書いたことは、今まで多くの「空き家の遺品整理」を行ってきましたが、空き家になってしまう理由は主には3つありました。
① 生前に親が実家をどうして欲しいか意向を聞けなかった。
② 思い出がある「実家」を売却したくない
③ 住む予定がなくても、他の人に貸したくない
誰も住む予定がない実家をどうしていいか判断がつかないと空き家に結びつくケースが多いということです。そのため、空き家と終活には密接な関連性があります。
ただ、ここで問題が発生します。
1.誰も住んんでいない実家にも固定資産税が発生する
2.戸建ての家の場合には、近所から空き家の状態を指摘される
本の第二章では~よくある遺品整理トラブルとそれを防ぐ方法~
お金編
不動産編
デジタル編
収集物編
その他編
不動産編で事例を紹介しました。
終活には「お金のこと・ご自身の持ち物(いずれ遺品になるもの)に加え、実家の不動産があります。
今まで2150件以上の遺品整理の現場で分かったことは、親が子供に実家の方向性を残しておくと、子供自身が判断しやすくなるので、持ち家が空き家に結びつくケースが軽減されます。
残された家族を困惑・呆然とさせるか、幸せな思い出に浸れるようにするかは、全て終活をする方の引継ぎ次第です!
サイト運営者 遺品整理の埼玉中央 https://ihinshori.com/
週刊東洋経済 【特集】実家のしまい方 記事が掲載されました。
【特集】実家のしまい方
親とコミュニケーションを取り、自分の価値観は押し付けない。
参照:令和3年10月14日
週刊東洋経済 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/28418
生前整理・遺品整理の注意点
遺品整理の行い方・進め方
空き家の家を片付ける実践ノウハウ
親の預貯金・貴重品の取り扱い方など。
上記URL、週刊東洋経済プラスでも詳しくご紹介しておりますので、ぜひご参考ください。
親が生まれた時代に「モノを大切にしなさいと躾」を受けていますので、使う前提であれば、
古い電話機なども、動くようであれば家電として利用することができます。
こちらで紹介するのは、戦時中の食糧難の時代と1973年(第1次)1979年(第2次)に 始まったオイルショック、
原油の供給逼迫および原油価格高などで、でトイレットペーパー洗剤などが手に入りにくい状況などを経験した世代では、
子供が不要に見えるものでも親の考えがあります。
前回、ご紹介した写真ですが、これには「まだ使える」
ある日突然、トイレットペーパーが買えなくなったことを経験した「備え」
2つの局面があります。
そのため、親のモノを今直ぐ捨てようとし、無理に片づけようとして
失敗するケースが多くあります。
ここでも押さえておきたいポイントは「親は今の状態に不自由をしていない」点です。
これを見逃してしまうと、実家の片づけが進まなくなります。
以前の運営者コラムで、高度経済成長に育った子供世代とは違って、親自身は「モノを大切にしなさいと躾を受け育っています」とご説明させて頂きましたが、ここでは、親の家を片づけるには、どれくらいの金額がかかるか少し説明いたします。
今まで以上、実家の片づけ、生前整理 空き家の遺品整理を行ってきましたが、一番のご質問は、親の家を業者に依頼して片付け処分するのに、費用はどの位かかるのか?
業者が現地で費用を計算するのは、
実家の片づける量と積み込み時間、いわゆる人件費の計算の2つです。
空き家のお宅、実家を片づけるにしても間取り、実家にあるモノの量には、
各ご家庭によっても違いがありますが、費用には必ず積み込み時間が影響してきます。
1.積み込み時間を左右するポイント1 トラックを駐車する場所が確保できるかどうか?
駐車場所が確保できるかどうかは、とても大切なポイントです。
ご自宅の前に、長ければ半日以上トラックが止まることになります。もし一般道に駐車せざるを得ず、トラックが近隣の車の通行を妨げるときには、その都度トラックを動かさなければなりません。そうすると作業が中断され、時間が長くなってしまいます。
2.積み込み時間を左右するポイント2 一戸建ての場合、お部屋が1階か、2階か?
公団・マンションの場合、何階でエレベーターがあるか?、エレベーターがない場合には
片づける際に、何人必要でどれくらいの時間がかかるのか?以上のことが料金に関わります。
一般的な費用の目安は、片付ける量によっても異なりますが、費用の目安は以下の通りです。
間取り | 料金相場 | 作業人数 | 作業時間 |
---|---|---|---|
1DK | 70,000円~120,000円 | 2~3名 | 3~6時間 |
2DK | 150,000円~250,000円 | 3~5名 | 6~12時間以上 |
2LDK | 170,000円~300,000円 | 4~6名 | 8時間~2日以上 |
3DK | 220,000円~400,000円 | 5~8名 | 2日~3日位 |
厳密には、戸建ての方が収納スペースが多い、住んでいた方がモノを大切にして、実家の片づけができなかったなどの諸事情によっても違います。
当店では、空き家の実家の片付けサービスを提供しております。プロのスタッフが迅速かつ丁寧に対応いたしますので、どうぞ安心してお任せください。
詳細については、当社ウェブサイトをご覧いただくか、元ホテルマンが運営する、遺品整理の埼玉中央 お気軽にお問合わせください。
埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネスプラザ5階
TEL 048-471-0840
受付 平日8:00-20:00 土日祝日9:00-18:00
今まで1700軒件以上の実家の片づけ 遺品整理のお手伝いをさせて頂きました。
そして、遺品整理の状況でご遺族の方から
「どうして、乾電池、電球などがこれほどあるのだろうか?」
とご質問を頂きました。
「モノを大切にしなさい」という躾
「まだ使える、いつか使うことがある、もったいない」
「戦時中、前後のモノ不足、オイルショックの経験」
それはわかっていても、どうして? 乾電池が20以上もあるのか?
そこには、買い物難民と言う事情があります。
大手のスーパー、コンビニエンスストア―などの影響によって
昔ながらの商店街がの少なくなってきています。そのため買い物に行った際に
少しでもイザというときに備え、買っておこうと同じモノが実家にはあるのです。
生前整理は、親から子への引継に徹する。
それがイザというときに必ず役立ちます。
それは、生前は不要だと思っていたモノが、遺品になった途端に思い出が詰まった遺品になるからです。
それには、生前親が気に入ったものを聞いておく。
そして、「さっさと処分したら?」などモノを減らそうとして、無理に片づけないこと。
親の生前にしておきたいことは
.親から子へのモノの引継ぎ
.財産の引継ぎ
.親の人間関係の引継ぎ(葬儀などの連絡)
.建物の引継ぎ
が中心になるからです。
過去に1700軒以上の遺品整理を行ってきましたが、現場ではデパートの手提げ袋、紐、包装紙、スーバーのレジ袋など100以上も出てくることがあります。なかには使い終わった歯ブラシなども見たこともあります。
そこには親が育った時代の躾と共に、モノ不足で育った時代背景があります。
そして、著書のなかでも書いていますが、
もったいない、まだ使える、いずれ使うことがある。
まずは「もったいない」現場では20年以上前の洋服が少しくたびれた状態で
押し入れなどに収められていることが多くあります。
ただ、もったいないは、「まだ使える」につながり、「いずれ使うことも」に結びつきます。
こちらも、大量消費時代に育った子供と親では全くとられ方が別です。
それはわかっている!と始めた途端に「実家の片づけ、親の家の片づけも」膨大な量を
眼の前にすると、大変さがともない、ついつい忘れがちになります。
私たちのような、1700軒以上の遺品整理の現場を経験した業者でも、
膨大な遺品の量を目のあたりにすると、回収作業工程に悩むことがありますので
一瞬どうしようか?と思われるのは当然だと思います。
ただここでも、頭の中にとどめておきたいのは「親は今の状態に不自由をしていない」です。
以前、遺品整理のご依頼をいただいた長女の方より、
実家の家に入るのは、8年ぶりだと言われたことがありました。
理由を伺うと、片づけをしている最中、親子で感情的になってしまい
「私の目の黒いうちはあなたを家には入れない!」とお聞きしたことがありますので、ご注意ください。
高度経済成長に育った子供世代とは違って、
親自身は「モノを大切にしなさいと躾を受け育っています」
そのため、今まで1700軒以上行ってきた遺品整理の現場では、手提げ袋、包装紙、買い物袋などが大量にでてきます。
一見、「子供たち側」から見れば、30年前の家電製品、梱包していた段ボール類まで
「どうして?押入れなどに保管しているのだろう?」
もっと使い勝手がいい製品があるのに..
ただ、親から見ると「まだ使える」「いずれ使うこともある」「もったいない」
など。よく親の家の片づけでも使われる言葉ですが、忘れがちの2つのことがあります。
1つは、使い勝手の関係。最新型の扇風機が性能がいいとわかっていても、
今どきの商品の使い方がわかりずらい。。
2つ目は、押し入れに家電などが入っていても「親自身は不自由だと感じていない」
これに気がついていないと、親自身は「自分の持ち物だから」「あなたに言われなくてもわかっている」など。親の家が片づけられなくなります。
それぞれの人がおろそかにしてしまいがちな「実家の片づけ」ですが、
いざ行おうとしても親の反発にあい進まないことがあります。
今まで1700軒以上の実家の片づけ現場をお手伝いしてきたなかで、わかったこと、
将来的にも、
「実家の片づけができないまま」⇒「空き家になっている」ことにならないように、
実家の片づけが進まない、片付けられない、5つの理由を1つ1つ解説していきます。
その前に、こんな経験はありませんか?
書店などで「実家の片づけ」本を買ってみたものの殆ど役立たなかった。
その1つに、片づけ本を書いている著者の方の多くに、片づけ教室などを運営している方が、多いと聞くこともあるからです。
ただ実家の片づけは、整理整頓をともなう片づけとはまったく違います。
そして、自分のための片づけ⇒ 収納と、親の片づけは、テーマがまったく異なります。
また、亡くなってから片付けというのもこれまた、親の思い出を目にした瞬間に
手がつけられず、放置してしまうケースが多いので、その結果「空き家」に繋がることが
よくあります。
こちらコラムでは、現場体験にもとづいて解説していきます。
15年5月に完全施行された「空き家等対策の推進に関する特別措置法」。
「空き家等対策の推進に関する特別措置法」。住んでいる住民の生活に影響を及ぼすと認められた場合、行政代執行による立ち入りや取り壊しも行なわれ、ときおりニュースで事例が取り上げられています。
それでは、誰もいない空き家がどうして生まれるのか。1650軒以上の遺品整理を行ってきたなかで、過去に550件以上の空き家の片づけを行って立場から、空き家になっていく経緯には普段皆さんが思ってもいなかった類似点、共通点がありました。
具体的には「実家の片づけができないまま」⇒「空き家になっている」点です。
そして、その意外な共通点には
.実家の片づけの難しさ
.そのため、それぞれの人がおろそかにしてしまいがちな「実家の片づけ」
.突然行うことになる、親(身内)が亡くなったときに遺族が経験する遺品整理の難しさ。
.生まれ育った愛着のある家を残しておきたいという感情が空き家を生む原因になる。
などがあります。
2002年より、1650軒以上の遺品整理を行ってきた業者の視点で、「実家の片づけと密接に関係している」テーマに、空き家の家のなかはどのようになっているのか、空き家の持ち主が気がついていない近隣住民の危険性などを踏まえ、どんな対応と具体的な備えをしておくべきなのか、今後新たに運営者コラムを解説してお伝えしていきます。