ホーム »
坂戸市では、空き家の片付けにお困りの方が増えています。
私たちは「不用品の仕分けから運搬・処分」まで一括でお任せいただけるサービスを通じて、そうした空き家を片付けお悩みを丁寧かつ迅速に解決するお手伝いをしています。
空き家を片付ける前から住宅解体工事を決めていたお客様の「事例」をもとに、片付け業者の作業内容とその解決方法をお伝えします。
近年、全国的に空き家が増加しています。坂戸市を含む埼玉県内でもその傾向が顕著に現れています。
総務省の「平成30年住宅・土地統計調査」では、日本各地で空き家率がじわじわと上昇しており、住む人がいないままの住宅が深刻な問題となっています。
その結果、建物の老朽化が進んだり、庭木の手入れが滞ることで、景観が損なわれたり、害虫が発生するなど、近隣住民にとって不安や迷惑を生じさせる要因となることもあります。
（※参照：総務省「平成30年住宅・土地統計調査 調査の結果」）
冒頭でも触れましたが、坂戸市では空き家の発生率が全国平均や埼玉県平均を上回ることが統計からも明らかです。
坂戸市役所 空き家の現状 引用:
・空き家総数: 7,330戸（14.0％）
・賃貸用住宅や別荘などを除く「その他の空き家」: 1,470戸（2.8％）
住宅総数に対する空き家率は、全国平均（13.8％）や埼玉県平均（9.3％）を上回っています。坂戸市の空き家対策より
このような背景から、坂戸市内では住宅街において、町内会などが一部の空き家を管理しているケースも見られます。
（写真は、プライバシー保護のため場所が特定されないよう加工を施しております。）
また、坂戸市役所では、所有者に対して「適切な維持管理 」を呼びかける動きも進んでいます。
このような状況を背景に、空き家の片付け作業中に「この家も所有者の方からの依頼ですか？」などと声を掛けられるケースが、坂戸市内では特に目立ちます。
ここからは、坂戸市内で「空き家の片付けと住宅解体工事」を計画的に進めていたご兄弟の事例をお伝えします。
多くの方は、まず家を片付けてから解体や売却の方向性を検討されます。
ただ、今回のお客様は最初から解体工事を視野に入れ、「片付けが終わり次第、解体を進め売却を検討する」計画でした。
このように、家の方向性をあらかじめ決めておくと、片付け作業がスムーズに進むだけでなく、「どうするべきか」と悩む時間を短縮できるため、ご家族の気持ちの負担を軽減することにもつながります。
ただ、実はこうした流れは意外と少なく、実家への愛着や心理的なハードルから「本当に解体してしまって大丈夫？」と迷う方が多いのも事実です。
やはり、思い出の多い住まいを壊してしまう決断は容易ではありませんから、時間をかけて納得してから片付けに取り掛かるケースが多いのも当然といえます。
（※写真は、解体工事後に撮影された更地の様子です。）
一方で、今回のように「空き家を避けるために早めに方針を決める」と、片付けから解体、そして売却までを計画的に進められるため、気持ちの整理もつきやすくなります。
また、枝木などの庭の管理等の手間を減らせる点も大きなメリットです。
私たちが見積もりの際に、長男の方からこんな話を伺いました。
「両親がホームを出て実家に戻る可能性が少しでもあるならば、解体は避けたいと思っていました。
しかし、両親自身が“もう戻らない”と明言したことで、弟とも相談し、売却に向けた準備を進めることに決めたんです。
庭木が伸び放題になったり建物が傷んだりして、周囲に悪影響を与えてしまうことは避けたいと思いました。」
また、長男の方は、ご自宅の周辺でも放置された家が増えている現状を目にしていたそうです。
（引用：政府広報オンライン 空き家の活用や適切な管理などに向けた対策が強化）
「だからこそ、思い切って解体し、売却することで、両親にも安心してもらい、地域にとっても良い選択になると考えたんです」と話されていました。
空き家の整理を始めるタイミングは、家族の状況や家の状態だけでなく、心理的な準備も影響します。
以下のポイントを参考に、最適なタイミングと手順をご検討いただき、効率的な片付けを目指してみてはいかがでしょうか。
1. ご家族の節目に合わせた整理
転居や相続といった大きな変化は、整理を始める良いタイミングです。
新しい生活の準備が整った時期に片付けを始めると、家の活用方法も自然と検討しやすくなります。
2. 家の状態が悪化する前に着手
建物は時間が経つほど劣化が進み、修繕やメンテナンスが難しくなります。
例えば、湿気による腐食やカビの発生といった問題が放置されると、整理だけでなく修繕費用もかさむ原因になります。
建物が安定しているうちに整理を始めるのがおすすめです。
3. 決断に時間がかかる場合は段階的に進める
「どこから手を付ければいいのか分からない」「決断に迷う」という場合は、少しずつ整理を進めるのも一つの方法です。
まずは、不要な家財道具や残置物の中から、家具や日用品など処分しやすいものを整理することから始めるのが効果的です。
その後、重要な書類や思い出の品に取り掛かることで、心理的な負担を軽減しながら進めることができます。
| 工夫のポイント | 詳細 |
|---|---|
| 優先順位を決める | すべてを一度に片付けるのは大変です。「必要なもの」「不要なもの」「保管するもの」に分類し、手順を明確にするとスムーズに進みます。 |
| 家族で役割を分担する | 家族全員で協力して作業を進めると、効率が上がるだけでなく、思い出話を共有しながら進められるため、感情的な負担も軽くなります。 |
| 専門業者を活用する | 時間がない方や荷物が多い場合は、専門業者を活用するのが効果的です。必要なものを選んでおくだけで、その他の運搬や処分は一括して対応してもらえるため、作業の手間を大幅に軽減できます。 |
| 近隣住民への配慮を忘れない | 作業中に発生する騒音や出入りが気になる場合は、事前にご近所へ一言説明しておくことで、スムーズな作業が期待できます。こうした配慮は、地域との良好な関係を保つ上でも重要です。 |
実家を解体したり売却するのは、大きな決断ですが、空き家状態のまま放置するリスクもまた見逃せません。
固定資産税や庭木の手入れ、建物の補修といった維持管理にかかる費用が負担となるだけでなく、ご近所から「 いつ人が戻ってくるのだろう」「建物の老朽化が進むと危ないのではないか」等と心配されることにもなりかねません。
その状況で特に近隣の方が心配しているのは「火災」です。
空き家でもは入れる、火災保険はありますが、通常の住宅とは異なる特別なプランへの加入が求められることが多いと言われています。
このような点からも、空き家状態を抱え続けることには注意が必要です。
空き家や実家じまいの片付けは、想像以上に時間と手間がかかるものです。
「どこから手をつければいいのかわからない」「限られた時間で進めるのが難しい」といったお悩みを抱えている方も少なくありません。
こちらでは、実際の手順や当社のサービス内容についてご紹介いたします。
ぜひご参考になさってください。
1. 現地調査・お見積り
まずは建物の構造や荷物の量、搬出経路の確認などを行い、作業内容をお伝えし、費用を算出いたします。
2. スケジュールのご提案
荷物の搬出時間やトラックの駐車場所などを考慮して、近隣にご迷惑をかけにくい日時で作業を実施します。
3. ご近所へのご挨拶
事前にお隣の方や周辺住宅に挨拶を行い、片付け作業の期間や時間帯をご説明します。
4. 不用品の分別後の搬出と回収
家具・家電・家財道具などを、部屋にあるものを私たち業者が仕分け、分別します。
不用品は適正な手順で処分いたします。
5. 必要品・思い出の品の保管
形見や写真、貴重品、まだ使用できる家財道具など、持ち主方が「残しておきたい」と思われるものについては、それらを保管できるよう整理します。
6. 最終確認
作業完了後にお客様と部屋の中を確認頂きます。
その際に気になる点がございましたら、速やかに対応いたしますのでどうぞご安心ください。
どんな人が見積りに来るのですか？
ホームページが立派に見えても、実際に来た人の印象が違うことを不安に感じるケースもあるかもしれません。
坂戸市には、当サイトを運営する内藤が直接伺いますので、安心してお任せください。
どのような作業内容ですか？
お部屋での仕分け・分別、不用品の搬出から処分まで一括して対応いたします。
家財整理や大型家具や家電の運搬もお任せいただけますので、スムーズに作業を進めることが可能です。
坂戸市では、空き家バンク登録、住まいの終活、特例措置（空き家の譲渡所得の3,000万円特別控除）などについての詳しい情報を公開しています。
詳しくはホームページをご確認ください。坂戸市 空き家対策
坂戸市役所
📞
お問い合わせ
049-283-1331
なお、上記の役所情報は、空き家問題に関する公的な情報として、参考までにご紹介しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
空き家の片付けや清掃、不用品処分で「どこから手をつければよいのかわからない」とお困りの際は、当社にお気軽にご相談ください。
これまで2,150件以上の作業実績を活かし、親身になってお手伝いいたします。
実績豊富なプロがお客様の大切なお住まいをサポートします。
お客様のお悩みを伺い、一つひとつ丁寧に解決します。
最適なプランをご提案いたしますので、ぜひお問い合わせください。
📞 ご相談・ご依頼は今すぐお電話ください： 048-471-0840
年中無休で営業しております。
電話受付：平日 8:00〜19:00 ／ 土日祝日 9:00〜18:00
エリア周辺関連記事
カテゴリー: 未分類
