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15年5月に完全施行された「空き家等対策の推進に関する特別措置法」。
「空き家等対策の推進に関する特別措置法」。住んでいる住民の生活に影響を及ぼすと認められた場合、行政代執行による立ち入りや取り壊しも行なわれ、ときおりニュースで事例が取り上げられています。
それでは、誰もいない空き家がどうして生まれるのか。1650軒以上の遺品整理を行ってきたなかで、過去に550件以上の空き家の片づけを行って立場から、空き家になっていく経緯には普段皆さんが思ってもいなかった類似点、共通点がありました。
具体的には「実家の片づけができないまま」⇒「空き家になっている」点です。
そして、その意外な共通点には
.実家の片づけの難しさ
.そのため、それぞれの人がおろそかにしてしまいがちな「実家の片づけ」
.突然行うことになる、親(身内)が亡くなったときに遺族が経験する遺品整理の難しさ。
.生まれ育った愛着のある家を残しておきたいという感情が空き家を生む原因になる。
などがあります。
2002年より、1650軒以上の遺品整理を行ってきた業者の視点で、「実家の片づけと密接に関係している」テーマに、空き家の家のなかはどのようになっているのか、空き家の持ち主が気がついていない近隣住民の危険性などを踏まえ、どんな対応と具体的な備えをしておくべきなのか、今後新たに運営者コラムを解説してお伝えしていきます。